デング熱記録③
救急外来入り口で降ろしてもらい、入院グッズの大荷物と息子を抱えてフラフラで受付に。
「私も息子もデング熱だ。紹介状を持ってきたから入院させてほしい」と拙い英語で伝え、パスポート提示したりクレジットカードのデポジットしたり色々手続きして、かなり待たされてからやっとやっと小さなベッドが8台くらい並ぶ大部屋に通されて寝ててくれと言われる。
(え?まさかここで入院するの?シングルベッドの半分もないサイズのベッドで息子と2人で寝るの??)
とヒヤヒヤしましたが、どうやらそこは一時待合所だったみたいです。笑
そして問診。でも、具合悪くて全然頭回らないし、隣で息子ひたすらギャン泣きしてるし、日本語通じないし、看護婦さんの英語の訛りが酷すぎて全然言ってる事わかんないし、どうしたらいいのー。。。と泣きそうになってるところに天使が登場!!!!!!!!
パンタイ病院に常駐している日本人医療通訳さんの伊東さん。
伊東さんが来てくれたのでその後はサクサク話が進みました。
息子に点滴の針を取り付ける時も、伊東さんが「お母さん。これから息子さんの手に点滴の針を固定するのでみんなで押さえつけます。かわいそうで見てるの辛いと思うけど、これさえ乗り越えればもう辛いことありません!これが山場なので頑張りましょうね!!」って言ってくれて、その優しさが嬉しすぎて&ギャン泣きの息子がやっぱりかわいそうで、点滴されてる息子を押さえつけながら私も号泣。笑
そして私も点滴してもらい、病室にも移動できてやっと一安心。
でも病室のベッドもすごく狭かった。笑 息子と2人で寝るにはかなりきつかったなー。
しかも2人とも点滴に繋がれてるから絡まって大変。トイレ行くのもオムツ替えるのも大変。だけど、病院にいるという安心感が凄まじかったなー。
万が一病状が悪化しても、ここなら早急に対処してもらえるもんね。
私と息子、それぞれの主治医の先生が来て
「デング熱は特に治療法はなく、とにかく水分補給をして安静にするしかない。血小板の数が極端に減少しているから転んで出血したりしないように気をつけて」と言われました。
2人とも食欲は全くなくて病院の食事も手をつけられず。でも水分は頑張って取るようにしてました。
この日はとにかく2人ともぐったり死んだように寝てた。
息子も泣く体力も暴れる体力もないみたいで、ぐったりしている息子を見てるのが辛かったなー( ; ; )