家探し
実は私、マレーシアに一度も行ったことないくせに移住を決めました。笑
そして4月の頭に家を決めるために初マレーシア。
初マレーシアの感想は、暑い!思ったより都会!人が優しい!トイレ汚い!物価そんな安くない!運転荒い! でした。
ネットで見つけた不動産屋さんと事前にやり取りしてある程度家の希望を伝えていたので、いざ内覧ツアーへ。
ちなみに私のお家の条件は
●高層階(蚊とゴキブリが怖すぎるのでなるべく高いところがいいかなと)
●3ベッドルーム
●新築or築浅(マレーシアでは新築借りない方がいいという声もありますが、それを無視して新築希望にしました)
●お風呂に浴槽付き
●セキュリティーがしっかりしている
●スーパーまで徒歩圏内(車を持つつもりがないのでこれは必須)
●オーナーさんがしっかりしている(できれば直接お会いしたい)
2日間で7コンドミニアム、15部屋くらい内覧したかなー。
契約を終わらせて帰国しないと5月末から入居できないからゆっくり悩んでる時間もなく、高層階&オーナーさんがすごく親切だった新築のコンドに決めました。
こっちのお家の契約はびっくりするほど手続きが簡単でした。
誰でもこんな簡単に借りれちゃって大丈夫?と心配になる程。笑
ちなみにマレーシアでは家の賃貸は1年か2年の契約が一般的らしいです。
契約期間満了の2ヶ月前に退去か更新の旨を伝えてそれぞれの手続きするんだって。
私はとりあえず1年で契約しました。万が一マレーシアが肌に合わなくて日本帰りたいー!なんてこともあるかもしれないから、お試しの1年。
今のところは住み心地とても良いので末長く住めそうです、マレーシア。
デング熱記録 最終回
そんなこんなで結局一週間入院し、(早い人だと3日くらいで退院できるらしいんだけど、なんせ私がデング出血熱になったもんでなかなか血小板の数値が戻らず。)
7月2日のお昼に退院許可が!!!!!
この退院の手続きもなかなか面倒くさかったなー。
海外旅行保険が降りるからキャッシュレスでいいという話だったんだけど、それは契約者の私だけで、息子は一旦支払いしてから後日請求手続きしなきゃいけないらしく。。。それぞれの手続きに時間がかかり、病院を出られたのはもう外が暗くなる頃でした。(ちなみにマレーシアは日没が遅いので19時半くらいまでは明るいです)
まーとにかく!2人とも無事に退院できて本当に本当に良かった。
最後の2日くらいは息子はすっかり元気になって、点滴に繋いでおくのが大変でめっちゃ疲れたし。笑
ちなみにですが、マレーシアではデング熱のことを「デンギー」というそうです。
「デングフィーバー」とか言ってもイマイチ通じません。
色々とお勉強になったアジア洗礼でした( ´ー`)ノ笑
みなさま、外出する時は虫除け対策をお忘れなく!!!!!
デング熱記録⑤
母が来て安心したのも束の間、どうやら私のデング熱は重篤化してしまったらしくデング出血熱という感染症に進化を遂げていました。
上からも下からも出血が止まらない( ; ; )
看護婦さんもワタワタ。
とめどなく出てくる血を見て、この時は本気で「もし死んだらどうしよう」って考えてしまいました。
デング出血熱になると死亡率もぐっと上がるみたいです。
まあ、今こうしてブログを書いているということは無事だったんだけどね。本当に良かった。
ちなみにデング熱の症状としては、
高熱、頭痛、関節痛、筋肉や骨の痛み、目の奥の痛み、発疹、歯茎や鼻からの出血、血小板の減少
デング出血熱の症状としては、上記にプラスして
四肢の皮膚に赤い斑点状の発疹、吐血、下からの不正出血、発汗、四肢の冷え
デング出血熱は熱が下がりかけた頃に発症するらしく、それが悪化するとデングショック症候群になるらしい。
そして四肢の斑点状の発疹が気が狂いそうなほど痛くて痒かった。
例えるならば、ずーっと正座して痺れている足に何度も剣山を突き刺してる感じ???笑
それが二晩くらい永遠に続くの。眠いのに眠れないし、本当に発狂しそうでした。
でも息子がならなくて本当に良かったよ。
私で良かった。
いい加減、次でデング熱記録終わらせたい!笑
デング熱記録④
6月27日。
まだ私も息子もぐったりで食べ物も食べられない。
息子が、大好きなミルクすら飲んでくれなくてすごく焦った( ; ; )点滴で水分補給はなんとかできてるとはいえ、何か口に入れてくれないと栄養取れないし。
せっかくマレーシアに遊びに来てくれてたのに放置状態の後輩ちゃんたちが昼頃お見舞い来て、オムツとか充電器とか必要なものを持って来てくれた!2人には申し訳ないけど、このタイミングで居てくれて本当に本当に助かったよーーー。
夕方、主人が見舞いに来てくれて
さらに夜に、急遽日本から私の母が駆けつけてくれた!!!!!
私から「デング熱になって入院する」っていう報告の電話を受けた瞬間に翌日の飛行機取ってくれたみたい。ありがとう母よ。
母が来た瞬間、安心感からか涙が止まらなくなって大号泣。
もーね、家族や友達のありがたみを改めて感じました。
そして翌日からは母が病室に泊まり込んでくれて、日中は家に帰ってご飯作って来てくれて、至れり尽くせりでした。笑
久々の母の手料理を目の前にしてようやく私の食欲が戻り5日ぶりに食べ物を口にできた!!!おそるべし、母の手料理。
息子も、母が作って来てくれたご飯は少しずつだけど食べてくれて、ようやくここで一安心でした。
デング熱記録③
救急外来入り口で降ろしてもらい、入院グッズの大荷物と息子を抱えてフラフラで受付に。
「私も息子もデング熱だ。紹介状を持ってきたから入院させてほしい」と拙い英語で伝え、パスポート提示したりクレジットカードのデポジットしたり色々手続きして、かなり待たされてからやっとやっと小さなベッドが8台くらい並ぶ大部屋に通されて寝ててくれと言われる。
(え?まさかここで入院するの?シングルベッドの半分もないサイズのベッドで息子と2人で寝るの??)
とヒヤヒヤしましたが、どうやらそこは一時待合所だったみたいです。笑
そして問診。でも、具合悪くて全然頭回らないし、隣で息子ひたすらギャン泣きしてるし、日本語通じないし、看護婦さんの英語の訛りが酷すぎて全然言ってる事わかんないし、どうしたらいいのー。。。と泣きそうになってるところに天使が登場!!!!!!!!
パンタイ病院に常駐している日本人医療通訳さんの伊東さん。
伊東さんが来てくれたのでその後はサクサク話が進みました。
息子に点滴の針を取り付ける時も、伊東さんが「お母さん。これから息子さんの手に点滴の針を固定するのでみんなで押さえつけます。かわいそうで見てるの辛いと思うけど、これさえ乗り越えればもう辛いことありません!これが山場なので頑張りましょうね!!」って言ってくれて、その優しさが嬉しすぎて&ギャン泣きの息子がやっぱりかわいそうで、点滴されてる息子を押さえつけながら私も号泣。笑
そして私も点滴してもらい、病室にも移動できてやっと一安心。
でも病室のベッドもすごく狭かった。笑 息子と2人で寝るにはかなりきつかったなー。
しかも2人とも点滴に繋がれてるから絡まって大変。トイレ行くのもオムツ替えるのも大変。だけど、病院にいるという安心感が凄まじかったなー。
万が一病状が悪化しても、ここなら早急に対処してもらえるもんね。
私と息子、それぞれの主治医の先生が来て
「デング熱は特に治療法はなく、とにかく水分補給をして安静にするしかない。血小板の数が極端に減少しているから転んで出血したりしないように気をつけて」と言われました。
2人とも食欲は全くなくて病院の食事も手をつけられず。でも水分は頑張って取るようにしてました。
この日はとにかく2人ともぐったり死んだように寝てた。
息子も泣く体力も暴れる体力もないみたいで、ぐったりしている息子を見てるのが辛かったなー( ; ; )
デング熱記録②
ドクターに症状を説明したら「デング熱の検査してみましょう」と。
ギャン泣きの息子を3人がかりで抑えて採血。なかなか血管が見つからないのか何回も刺し直されてみてるこっちが泣きそうでした。
血液だけで陽性か陰性かわかるらしいんだけど(妊娠検査薬みたいな感じ)、息子の検査結果はほんの少しだけ陽性で、「確実にデング熱かわからないから念のため専門機関に血液送ります」と言われ、一度自宅に帰って連絡を待つことに。
この時テンパりすぎて息子しか診察してもらわなかったけど、私も検査してもらえば良かった。笑
そして夕方病院から電話きて「おそらくデング熱でしょう。明日再検査しに来てください」と。いや、何回検査するねん。笑
とりあえずその日はぐったりする息子をずーっと抱っこ。具合悪くて心細いのか、ちょっとでも抱っこやめよーとするとギャン泣き。
私の体調の悪さもピーク。熱もあるし、土曜の昼から何も食べれてなかったし。。。何を口にしても変な味がしてどうしても食べられなかったの。水すらすっごい変な味で。でもせめて水分はしっかりとらないと危ないと思って我慢して飲んでました。
やっと日が明けて6月26日の朝一で病院に行って息子再検査。デング確定。
ここでよーやく「私も土曜日から熱があって具合悪いの」と伝えると「マミーもデング熱の検査しましょう」とドクター。
私の検査結果はバリバリの陽性でした。笑笑笑
しかも舌が真っ白になってて脱水症状になってたらしく結構危ない状態だったみたいで「今すぐここから救急車で大きい病院に行って2人とも入院してください!!!」って。看護婦さん、救急車呼ぼうとしてるし。
「待って!入院するなら息子のオムツとか着替えとか準備しなきゃだから一旦家に帰らせて!!必ずすぐ病院行くから!」とお願いして一時帰宅。
フラッフラの中急いで入院準備して(急いでたから息子抱っこできず超ーーーギャン泣きしてたんだけど、後輩ちゃん達が必死にあやしてくれたり荷造り手伝ってくれて、ほんと2人は天使でした。)、後輩に家の鍵を預け、グラブでパンタイ病院へ。
パンタイへ向かうまでの間、とにかく不安すぎて涙が止まりませんでした。泣いたの久しぶりだったなー。
きっと熱&数日の絶食のせいでメンタルも不安定になってたんでしょう。笑
デング熱記録①
そう、あれは忘れもしない6月23日土曜日。。。
マレーシアに引っ越して来て1ヶ月ちょっと経ち、ようやく生活にも慣れてきたところでした。
この日はMid Valley Mega Mallでインターナショナルスクールのフェアが開催されていたので、今後の参考に見に行ってみようーと思い息子と二人でお出かけ。
モールについた頃に体の不調に気づく。。。なんか異様に体の節々が痛いし、怠いし、寒いような。 この時は「あーそろそろ生理だっけ?」くらいに思ってました。
あまりにも怠いのでフェアは大した見もせず早々と帰宅。
ご飯作る気力もないから簡単に息子だけ済ませて私は何も食べず。珍しく食欲もなかったんだよね。(←今思えば、どんなことがあっても食欲なくなることはない私が食欲ないなんて非常事態だったんだけど。)
そしてこの日から39度オーバーの熱が続く。
でも不思議なことに日中は37度くらいまで下がるの。だから病院行かなくても大丈夫かーって安易に考えてました。
そんな体調不良のまま6月25日の月曜日。この日から4日間、日本から後輩2人が遊びに来る日。
しかし、朝起きたら何と息子まで40度の熱。゚(つД`)゚。
超絶機嫌悪いしぐったりしてるし食欲もなさそうだし、これは大変だ!!!
とりあえず後輩ちゃん達が家に到着するのを待って、急いで病院へ。
病院近いんだけど母子ともにフラフラだからグラブ呼んだら、車乗る瞬間に息子が盛大に吐いちゃってキャンセルに( ; ; )車にはほとんどかからなかったんだけど、運転手さん超嫌な顔してるしマレー語で文句言ってるし泣きそうでした。。。
なかなか次のグラブが捕まらなくて結局抱っこして走って病院行きました。今考えたら、40度の中10キロの息子を担いで走るの辛かったな。。。笑
そして無事に病院到着。
続く